書こう書こうと思っているうちになんだか、何が忙しいのかよくわからないけれど忙しい毎日であらよあらよと日にちだけが通り過ぎていき、とうとう10月も真ん中まで来てしまい、今日はストックホルム初雪がちらつきました。そんなに雪って言うほどでもなかったのですが、ちょっと40キロくらい北に住んでいる仕事仲間は、真っ白に雪が積もっていたといっていました。
あああ、とうとう冬もそこまでやってきてしまったか。。。車のタイヤをとりかえなくては! さてさて、9月1日に書いたまま、そのうち書こうと思いつつ、数日過ぎてしまうと、何から書いてよいかわからなくなり、そうこうしているうちに、PCの前に座る時間もよく取れなかったりと、あわただしく過ごしてしまいました。 パパは友人と二人、チャーター旅行でブルガリアの黒海サニービーチに8月末から9月はじめにかけてバケーションでいってきました。 私はすでに仕事が始まっていたし、ニッキィなどの送り迎えもあって、それどころではありません。 ネディは20日に戻ってきました。 謙と二人飛行場へ迎えに行くと、乗ってくるはずの飛行機に乗っていません。日本の母に大阪で大阪からの飛行機が遅れているからフランクフルトでの乗り継ぎ時間が1時間しかないので乗れないかも、と電話していたので、たぶん遅れたのだろうと思って、次の便を待ちましたが、それにも乗っていません。インフォメーションでもわからず、謙と二人、飛行場で待つこと数時間。携帯は日本でつかえないのでもって行っていません。 やっとこさっとこ、3機後の飛行機で帰ってきました。 その3日後にはパパが再び同じ友人とブルガリアに向かいました。国際見本市もあるし、そのほかの仕事もあるし、今回は3週間ほど行っていましたが、それはそれは忙しかったようです。 ニッキィのフィギュアスケートの衣装を縫ってくれるロシア人のエレーナという人がうちのビルの隣のマンションにすんでいるので、新しいプログラムの衣装を縫ってもらい、パパの友人がこちらに戻ってきたとき持ってきてくれました。 少し大きめだったので、私が何とか直し、その2日後にはニッキィはSundsvallという北の街で今年から始まったエリートシリーズの初めての試合に間に合いました。 今年からスウェーデンでは技術テストの条件を満たして、さらに昨シーズンの成績の良い順に、このエリートシリーズに出ることができるようになりました。 スウェーデン選手権とほとんど同じようなレベルの人ばかりの試合なので、スウェーデンのフィギュアスケートの質を上げようという狙いのようですが、おかげで、スウェーデン中を試合しに行かなくてはならないので、お金がかかります。 クラブもちだったり、個人もちだったり、まだクラブによってまちまちで、ニッキィのクラブも普通の試合のようにエントリーの申込金はクラブもちだけど、旅費や宿泊費は個人もちなので、ちょっと大変になります。 今シーズン初めての試合でしたが、少年部の男子は13歳クラス、15歳クラスが統合され、そのときは5人出場し、2位と16.47の得点差をつけて1位になることができました。 嬉しかったのは2位の選手は、それまで時々、ニッキィのトレーナーに習っていた同じクラブだった友人で、この夏によその町に引っ越していった選手でした。 また、ニッキィのスケートでのお兄さんたちも、ニッキィのトレーナーに習うようになって2年ほどになりますが、ぐっと上達して、ミッケはシニアで優勝し、ダンネもジュニアで3位になりました! ミッケが優勝したのは本当に嬉しいことでした。 その後、パパがブルガリアから戻り、この週末はニッキィはUppsalaというここから50キロくらい北の街で再び試合がありました。 この日は、ショートプログラムに失敗してしまい、なんと3位になってしまいました。 1位の選手はノルウェー人で、マルメという街のクラブから出ており、とても上手でした。これはまずいな、と思っていたのですが、なんとフリーでとてもよい点を出して、1位のノルウェーの選手と0.11の差をつけてニッキィが優勝しました。 3位にはSM(スウェーデン選手権)でも3位だった小さい可愛い子でした。 ジュニアでもショートの後では3位だったオンドレイというとっても上手な選手がなんとフリーで2位とは0.01の差をつけて優勝しました。 ダンネはトレーナーの講習があって、試合には出ることができませんでしたが、ニッキィやミッケを応援に来てくれました。 この日はミッケはスウェーデンの代表選手のアードリアン シュルタイスと戦いました。ショートでは6点くらいの差しかつけておらず、フリーもとてもよく滑りました。 さすがアードリアンはスウェーデン代表で、ジャンプに失敗はありましたが、優勝でした。でも、ミッケもずいぶん上達したな、と嬉しくなりました。 アードリアンのショートはとてもやわらかく、フリーは彼らしい、とても楽しい演技でした。 一緒に戦うはずだったジミーはスケートが壊れてしまい、棄権になってしまいました。残念! もうひとつ嬉しかったのはニッキィたちと一緒にトレーニングしているヴェロニカが2位になったことです。とてもきれいな滑りで本当によくできました。 スケートの話ばかりになってしまいましたが、イヴはダンデリード高校の学生生活を謙と同様に大いに謳歌しているようです。そればかりでなく、毎年参加している「音の合宿」の再会というのがあったり、そのメンバーで他の楽器も含めたオーケストラの結成があって、ソルムランド地方まで練習に行ったりと、学校や、音楽学校以外の活動もして、楽しんでいるようです。 もう、みんな大きくなったので、一度など、自分たちで2時間くらいかけて電車バスで行ってきました。 2度目は交通の連絡が悪かったので、一家族が連れて行ってくれて、別の家族が迎えに行ってくれました。 謙はあちらこちら、飛行場関係か、ファッション関係のバイトを探していたようですが、この不景気なので、どこもお呼びがなかったようで、パパの会社で働き始め、何とか2ヶ月がんばっているようです。 その間、いつものサリーのガレージというバンドでは録音も行い、ライブハウスでの出演もあったようですが、私はお呼びではなかったので、どんな演奏をしたのか、聴かせてもらえませんでした。 私の仕事も何とか順調で、冬のコンサートにメロディーフェスティヴァルで優勝したノルウェーのフェアリーテイルを入れようと計画しており、生徒たちが弾けるようにアレンジをし始めています。
by obreykov
| 2009-10-14 02:10
| 徒然なる生活
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