今日、やっとミニコンサート、4つ終わって、ホッと一息です。
先週の木曜日から、ヴァイオリンのコンサートがあり、それも大成功に終わり、週末はアドヴェントコンサートという、クリスマス前のコンサートを教会で催しました。 毎年、ネディと謙も出演していましたが、高校が忙しくなったり、色々で、オーケストラをやめてしまったので、イヴとニッキィのみの出演でした。謙はホッケーの試合をやめて、聴きに来ておりました。 毎年、ネディも謙も出演していたコンサートだけに、なんだか淋しいような変な感じでした。 私は昨日は二つ、今日は四つのミニコンサートが終わり、後は、木曜日のバレエのミニコンサートを残すのみとなりました。 さて、ニッキィも無事にターリンから戻りました。かなり楽しい旅だったようです。オリヴィアとジェイミーと同室で、一番楽しそうなグループだったようです。 ストックホルムではフィギュアスケートの男の選手が限られた人数しかいないので、いつも試合をする前からだいたい誰が何位になるか想像がつくような感じですが、ターリンでは、ロシアの優秀な選手がたくさんいて、ニッキィと同じ様な歳の選手が12人で、試合したので、ニッキィにとっては本当に良い経験になった、とトレーナーも話していました。 負ける経験も良かったし、また、たくさんのロシア人を含む12人中7人というのも悪くない成績でした。 ニッキィは、学校で自由発表という時間があり、そのとき、ターリンの旅行の話をしたそうです。 謙は、100人は超える友人を持っていて、よく色々な友人がきたりしています。特に、昔から仲良しのマルティンは、うちにも泊まったりして、我家の変わった料理も喜んで食べていきます。 4,5人でわいわいしているときは良いのですが、先日、高校の二人の女の子もその中に含まれて、泊まっていきました。まあ、人数も4,5人と言う事で、良いのかな、と思いましたが、一応、みんなの両親が泊まることを知っているのか確認したのみに留まりました。 けれども、その後、学校の帰りに、ヘドヴィックというよくうちに来るようになった高校の友人が謙と二人だけでやってきました。その後、学校で、新しく入学する人たちのための学校紹介のオープンスクールがあるので、学校に戻るというのですが、二人で、何をしているのか、部屋に閉じこもって私も一寸というか、かなり心配。 11月25日には、そのヘドヴィックをうちに泊めたのでした。その子の親は謙のところに来るって知っていたというけど、その夜、謙の男の友達がいる間、11時過ぎに友達迎えに行くといって出て行き、迎えに行くなんて変だなとは思ったのでしたが、まさか、女の子とは思わなかったのでした。 いつもうちに来ている男の子たちは夜中に帰ったらしく、その女の子が泊まっていたので、ぶったまげてしまいました。 心配なので、小言を一寸言ったら、ママは日本人だし、ママの時代とは違うっていわれてしまったのです。 どうしたらよいかわからなくて、数人の日本人の少し年上の息子を持つ友人に早速相談しました。はじめはやっぱり子供から日本人だから、違うとか怒られたりしながらも、かえってうるさいお母さんと思われるように結構きちんと意見した方がいいかも、ということだったので、私も、うるさいけれど、責任ある行動と、謙が友達のところに泊まるときはどこに誰と泊まるか、うちに誰かが来るときはそれも言って欲しいことなどいいました。 そうこうしているうちに、再び、ヘドヴィックが泊りがけで来ました。そのときはマルティンも一緒だったので、マルティンも泊まっていくようにいいました。3人が別の音楽の友達の所に出かけている間、私はしっかり、簡易ベッドを用意して、3人がばらばらの所に寝るように準備しました。 ちょうどその日はイヴの友達の洋二くんと弟の勇樹くんもいたので、うちはまるで合宿所のようでした。 でも、その晩はヘドヴィックのお父さんと電話で話すことが出来て、もう16歳なので、自分で責任を持った行動をとるようにいい、信じるしかないし、また、街の中に出かけて誰とどこで何をしているかわからないよりは良い、という話もして、少し、気が楽になりました。 ヘドヴィックの家では、すでに独立しているお兄さんとお姉さんがいるそうで、全ての過程はもう通ってきているので、お父さんも少しは落ち着いているようでした。パニクッているのは私だけ? パパは、スウェーデンの子供達は、早いうちからしっかりした性教育を受けているのだから、私たちなどよりよっぽど十分な知識を持っているから大丈夫だ、なんていうし、仕事場の同僚は「何心配しているの、ぼくは14歳の時が初めてだった、それは今から思うと早すぎたなと思うが、16歳の健康な男の子なら問題ない。それとも、可愛い謙ちゃんがガールフレンドできたなんて、認めたくないの?」なんていうし。。。 ちょうど、ネディが今日本でブームらしい「14歳の母」というドラマを見ているので、私もはじめは馬鹿にしていたけれど、見てみました。 子供が出来たら、産むのもおろすのも、結局は女性にしか決定できないと言う事実。これを謙にも見て欲しいと思ったのですが、「ぼくはそんな馬鹿じゃないから自分が何をしているかよくわかっている。」といわれてしまいました。 もう、信じるより仕方ないかな、と思います。 但し、アンなど、スウェーデン人の友人に相談してみても、やっぱり日本の母だから、という問題ではないことがよーくわかりました。 今日は夏ごろから計画していたレッドホットチリペッパースというグループのコンサートに数人の友達と行くそうで、今、マルティンも来ているようです。 彼はこの頃謙の高校のへレーンと仲良くなったようです。へレーンは謙のクラスメートのヘンリックの双子の妹(姉かな?)です。一緒にコンサートに行くはずの一人が行けなくなったため、このガールフレンドが変わりに行くことになったそうです。 まあ、高校時代って、こうして、色々な友人も出来て一番楽しいころなのですよね。 私も、男女数人で、石神井公園の池にボート乗りにいったりして楽しい高校時代を過ごしたのなど、本当に良い思い出です。 以前は「ママは何でも訊き過ぎるから、絶対にママには色々なこと言わない。絶対秘密主義になるんだ」と言っていた謙ですが、ちゃんとどこに行くか、誰といるか、どこに泊まるか、誰がうちに泊まるか、などきちんと言ってくれるので、まあ、良しとするか、というところです。
by obreykov
| 2006-12-13 01:49
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