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2007.03.19 忙しい毎日です。

あっという間に日記を書かずに1ヶ月がすぎようとしています。
あああ、本当にあっという間、忙しくて忙しくて、何でこんなに忙しいかと自分でも不思議なくらい忙しくて、今までの忙しさの頂点に達していた感じです。

クレッペンでは、抱えていた仕事もあったので、インターネットにはつながらないけれどコンピューターをもって行き、日記も少しつけようと書き始めてはいたのですが、結局、ほとんど仕事もせず、もっていったコンピューターは子供がほんの少しゲームをしたくらいで、子供たちに日本人学校の宿題も持たせたのに、肝心の私がなんだか気が抜けて、やる気ゼロ。
まあ、ゆっくり休むのも良いか、とあきらめ、はじめの数日はひたすら休んで、散歩したり、日ごろゆっくり出来なかったケーキつくりをしたり、ボーっとしたり、推理小説読んだり、そしてソファでうたた寝したり。。。これが最高!
スキーさえもはじめの2日ほどしませんでした。

今、忙しかったのは、実は全くお金にならない仕事が山のようにあったためでした。
フィギュアスケートクラブの試合で表彰台に上った選手に手作りのお祝いのカードを出すことになっていて、馬鹿な私はその役をちゃっかりと引き受けているのです。
試合の結果のポスター作りさえちゃっかりと引き受けているというか、なんと言うか、なぜか私が作ることになってしまっていて。。。
その上に、今度の土曜日に行なわれるアイスショーのポスターとプログラム作りまで引き受けて!
これは、色々ボランティアの仕事をしないでゆっくりアイスショーを見たいから、その前に出来る仕事を引き受けようと思ったのが間違いの元。
ポスターなどの原稿は書く人がいるのですが、私が遣っている日本語バージョンのパブリッシャーというプログラムは多分スウェーデンのプログラムでうまく開かないはずだから、エクセルで作りましたが、それでもコンピューターによって表示がずれたり、また、誤字脱字が多くて、結構数人で推敲したにもかかわらず、昨日ネディが戻ってきて見ると5、6字の誤字発見。ネディはスウェーデン語の誤字脱字発見の天才です。スウェーデン人よりもスペル正確なので、4歳までろくにきちんとしたスウェーデン語を話せなかったと言っても今のネディしか知らない人は信じられません。
出演者の変更、振り付けの変更、そのたびに大騒ぎして、やっとやっと印刷所までこぎつけたのでした。

日本人学校でも今、私たち役員が授業料の請求をすることになり、その立ち上げをまたまた私が引き受けてしまって、住所録をエクセルで作って、それを参照させてワードで請求書を作って、という作業をしていたら、住所録に別項目を作ろうとして操作していたら、請求書の方のデータが狂ってしまい、色々操作していたら、しっちゃかめっちゃかになってしまったので、もう一度作り直したりと、馬鹿な作業をやっており、やっとなんとか形になりました。
そして、生徒にEメールで請求書を受け取りたい人と郵送で受け取りたい人の登録を現在しており、Eメールのアカウントにアドレスを入れたり、来年度私の次に着緒の仕事を引き受ける人に、良くわかり、しかも次の人があまり大変にならないように、と考えながら色々していると頭はますます混乱してきます。

仕事場でもピアノの伴奏以外の書類作りやらヘンな仕事も気がついたときには引き受けていて、一体私は何をしているんだ、と自分に腹立たしくなります。
本業のピアノの伴奏に行くときは気分がすっきり、ルンルンしてきて、リラックスして、楽しく仕事をしているなんて、こんな人いるかしら。
普通は仕事が大変で、自由時間にリラックス、と言うはずなのに、私は、自由時間が忙しすぎて仕事場でリラックスしているのです。
特に子供のバレエの伴奏はヴァイオリンとはまた違って、先生のリードに合わせてマッチした曲や子供の様子に合わせたりして即興で弾いたりと、緊張する中、本当に楽しい時間です。
そういえば、小学校の頃だったか、大きくなったら、という作文にピアノ伴奏者になりたい、と書いたことがありました。中学のときも合唱大会などというときは必ず私が伴奏をさせてもらっていました。実は、合唱団の伴奏者になりたかったのでしたが、ヴァイオリンやバレエの伴奏者になったのは、小さいころの夢を果たしたということになるのかしら。
バレエの先生やヴァイオリンの先生の指示通りに彼らの体の一部になった感じでピアノを弾いていくのですが、呼吸がぴったりとあっているときの気持のよさは表現できません。

音楽の仕事をしていれば良いのに、ついつい、何でもかんでも手を出して、引き受けてしまって、後で一人で苦しんでいるのですが、そういえば、これって父譲りなのかなと思いました。
父は「総裁さん」と言うあだ名がつけられていました。父なしでは仕事場も地球も回っていかない、という感じで、よく言えば責任感が強かったのでしょうね。。。
我家でも私は、良く夫に私がいないとスウェーデンはつぶれてしまう、良く日本が渡しなしでやっていっているものだ、と冷やかされています。
でも、時には家事ほったらかしで、駆けずり回っている私に文句も言わずに理解してくれているのはありがたい事だと思います。
今、日本で、「エライところに嫁いでしまった」というドラマが放送されているようですが、まさにこのお嫁さんと同様、あっと思ったときには「私にまかせておきなさい。」とまでは言わないのですが、ついつい引き受けてしまっているのです。
それもこれもあなたたちのためよ、と謙に言ったら、「ちっともぼく達のためになんてなっていないよ。日本人学校のため、音楽学校のため、スケートクラブのためになっているだけじゃない。」といわれてしまいました。
確かに!
ホント、謙の言うとおり、しわ寄せがきているのは子供たちであって得しているのは私がたずさわっている団体だけかも。。。これは、ちょっと考えなくてはいけないぞ、と思っています。

そんなわけで結構コンピューターの前には座っていたのですが、日記を書く暇も友人達にメールや友人達の日記にコメントを書く暇がなかったのです。というより、書き始めたら、きりがないので、寝る暇がなくなってしまうと思って、心を鬼にして静かにしていたのでした。

徐々にスキーの様子、また、ニッキィの怪我、ネディのザグレブでの試合の様子など書いていこうと思っています。
by obreykov | 2007-03-20 03:43
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