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2008.07.23 パムッカレ

翌日はパムッカレという温泉地へグループの希望者でいきました。沢山の石灰成分を含む温泉が山から出ているため、山肌を流れつつ、無数の池のようなものを作りながら白い鍾乳石が作られるそうで、本当にびっくりする景観でした。写真では見ていたものの、一面が真っ白なところで、裸足でしか入ることのできない温泉部分はちょっとぬるっとした感じで、下の部分には固まっていない石灰なのか、ねずみ色のようなクリーム色のような粘土状のものがどろっと沈殿しています。
その粘土を肌につけて乾かしてから洗い流すととても美しくなるということでした。

私たちはこのパムッカレに行く前に同じような温泉のあるホテルパムというところでプールと昼食をとりました。
温泉プールには普通の温度のプールもありますが、上のほうには65度という温泉が湧き出ていて、そのそこには粘土があり、それを肌に擦り付けて乾かしました。
きれいになったかな。
65度の温泉はブルガリア人にはかなり暑かったようで、とうとう入れなかった人もいますが、私には、ちょっと暑いな、と思いながらゆっくり入っていくと首までつかることができて、後は気持ちがよいという感じでした。できることなら水着なんて脱いでしまいたいという感じでした。

私は、おなかの調子もすっかりよくなっていたので、本当に気持ちの良い一日でした。
ただし、パムッカレではほとんど日陰が無く真っ白のところを歩いていくため、太陽の日差しが強くて帽子無しではとてもいられないところでした。子供たちは気に入った帽子が無いなどといってとうとう帽子を買わなかったので、日本のタオルを首に巻いて降りましたが、最後には土建工事のおじさんのように頭からかぶっておりました。
日本のタオルはサイズも暑さもとっても便利にできていると思いました。遠足などのときは必ずもって行き、首に巻いていくと暑い日は汗もふけるし、寒いときは襟巻き代わりになるし、ナップザックが重たくなると肩に巻いて紐が食い込むのを防ぐことができるし、私はどこ行くにもこの日本のタオルを手放すことができません。
厚めの上等なタオルではだめです。旅館や銀行などでくれるあのちょっと頼りない薄さのタオルが最高です。
by obreykov | 2008-07-28 00:05
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